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来週の外為市場、ドルの下値余地は限定的に
[東京 15日 ロイター] ドル/円はレンジの下値を探る展開になっているが、ドルに直接の大きな悪材料がないため、来週はドルの下げ余地は限られるとみる声が多い。
予想レンジはドル/円
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-38043120090516
4月米住宅着工件数や日本の1─3月期GDPなどの経済指標を通じて市場の景気回復期待を検証しつつ、下値を固める展開になりそうだ。
<ドルはレンジの下値を模索、95円からの下値余地は限定的との見方>
予想を下振れたドイツの第1四半期GDPをきっかけにユーロ/円が売り込まれ、円買いが波及してドル/円も下値模索となり、欧州時間に入って一時レンジの下値とみられていた95円を割り込んだ。
ドイツの第1・四半期GDP伸び率は前期比マイナス3.8%と、ロイターが実施したエコノミスト調査(前期比マイナス3.0%)を割り込み、1990年のドイツ統一後最大のマイナス幅を記録した。ただ、ユーロ/ドルの下げは限られていることもあり、市場ではこれによる下値余地は限定的との見方が多い。「次の下値メドは94円半ば。当面は94円までみておけばいいのではないか」(都銀)、「下げたとしても、3月安値の93円半ばは大きな下値メドになる」(国内金融機関)との声も出ている。
<米住宅関連指標で市場の景気回復期待を検証>
経済指標で注目されているのは19日の米4月住宅着工件数を中心とする米住宅関連指標。ロイターがまとめた事前予想は52万戸で、過去2番目の低水準となった3月の51万戸から小幅増加する見通し。ほかに、18日には5月米住宅建設業者指数、また20日には米住宅ローン・借り換え申請指数が発表され、住宅市場底入れへの期待が試される。
ただ、為替のトレンドを変えることはなさそうだ。参加者の間からは「景気の回復期待の織り込みが進んでしまった。このため、株価も上昇しにくくなっており、ドルの上値は限られそうだ」(外銀)との声が上がっている。一方で「景気回復との方向感が揺らぐことはない。このためドルの下値も限られる」(邦銀)との声が多い。
<日本の1─3月GDPは過去最大の落ち込みへ、GM(GM.N: 株価, 企業情報, レポート)にも注目>
20日には日本の1─3月期GDP1次速報が発表される。民間シンクタンクを対象にしたロイターの聞き取り調査によると、実質GDP伸び率は前期比マイナス4.2%(年率マイナス15.7%)と過去最大のマイナス幅となる見通し。「円は買いにくくなり、レンジのなかでドルの上値を試す一因になるだろう」(国内銀行)という。
また、米ゼネラル・モーターズ(GM)(GM.N: 株価, 企業情報, レポート)への注目度も高まりそうだ。GMは6月1日までに債権者と債務圧縮問題で合意し、主要労組とは新協約を締結することが求められている。期限が迫るなかで、米ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)紙は15日、関係筋の話として、米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)(GM.N: 株価, 企業情報, レポート)と全米自動車労組(UAW)は、時間当たり労働コストを年間10億ドル以上削減することで合意に近づいていると伝えた。市場では「市場のメーンシナリオはGMの破たん。存続の可能性が高まればサプライズになる」(外資系証券)との声も聞かれ、株価の反応や雇用への影響を見極める展開が続きそうだ。
(ロイター日本語ニュース 松平陽子)
下値は限定的になりそうですね、大体本気にヤバイとなると
リスク回避のドル買いって流れになる可能性もあるしね





